macOSでスリープ復帰時にTouch IDが効かず毎回パスワードを求められる場合の対処
最近、MacBookをスリープから復帰させると、Touch IDではなく毎回パスワードを要求されることがありました。
この現象は、Macのスリープモード設定に起因しています。(ChatGPTにて作成)
1. 現象
- スリープから復帰すると、Touch IDではなく必ずパスワード入力が必要
- 復帰に少し時間がかかることもある
2. 原因
ターミナルで現在のスリープ設定を確認します:
pmset -g
出力例:
hibernatemode 25
hibernatemode=25
は「完全ハイバネーション」- RAMの内容をディスクに書き出し、電源を切る
- 復帰時はディスクからメモリを復元する必要があり、Touch IDでは復帰できない
- セキュリティ上、必ずパスワード入力が求められる
3. 解決策
Touch IDで復帰できるようにするには、hibernatemode
を通常スリープに変更します。
sudo pmset -a hibernatemode 3
3
= 通常スリープ- RAMの内容を保持しつつディスクにもバックアップ
- 復帰時にTouch IDが使える
- コマンド実行後は再起動を推奨
4. まとめ
現象 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
スリープ復帰時にTouch IDが使えず、毎回パスワードが必要 | hibernatemode=25 (完全ハイバネーション) | sudo pmset -a hibernatemode 3 で通常スリープに変更 |
💡 ポイント
- 完全ハイバネーションはセキュリティ・電源消費面では安全ですが、Touch IDでの復帰は不可
- 利便性(Touch IDでのすぐ復帰)を優先する場合は、通常スリープ(hibernatemode=3)が最適